全国精神保健福祉センター行脚

「チラシ一枚、いのちがひとつ」の活動を全国に広げるべく、令和5年の6月より全国の精神保健福祉センター行脚を始めました。ZOOM会議や郵送で事足りるお話かもしれません。けれど、アルコール関連問題に悩む方が藁をもすがる想いで相談にやってきて、応対されるのはやはり依存症相談業務の担当職員の方です。それは「命がかかった人と人の出会い」と言えます。その大変な職務を担っておられる方々に「依存症支援の一つのツールとして活用していただけませんか。」とお願いするのに、やはり郵送やZOOMではうまくお伝え出来ないように感じます。仕事の休みの日に、まずは近畿東海圏の精神保健福祉センターに伺い、依存症担当部署の方にお会いしてこちらの取り組みについてお話しさせていただいたところ、半数近いセンターでご理解くださり、依存症支援のツールの一つに加えてくださることとなりました。令和7年現在、青森県から沖縄県まで30か所の精神保健福祉センターにお邪魔して、依存症担当の方を中心に取り組みのお話をしました。ご理解いただけたらご担当者様宛にだいたい半年に一度「チラシ一枚、いのちがひとつセット」をお送りしています。

 生来、鉄道で旅するのが好きなので、楽しみながらも、自分が初めてアルコール相談に向かったときの「藁をもすがる」想いを胸に秘めながら、次にお会いする精神保健福祉センターの担当職員様に思いを馳せております。ひとひらでは設立以来、頂戴した寄付金とひとひら代表からの借入金を頼りに細々と回っておりましたが、令和7年度は助成金も受託いたしましたので、一気に全国制覇いたします。どうか少しのお時間、お話を聴いてくださったら大変ありがたく存じます。よろしくお願い申し上げます。